インストールの下準備
だいたいのことが、http://www.symfony-project.org/gentle-introduction/1_4/ja/03-Running-Symfony
に書かれていますので、こっちを参考にした方が正確です。英後版の翻訳で詳細は端折っていますがわかりやすいです。ここではUbuntuでのインストール例を書いていますのでapt-get使えない環境の参考にはならないかもです。
バージョン確認
端末にてPHPバージョンの確認をします。# php -vバージョンが 5.2.4 かそれ以降であるならば、インストールが可能です。それ以下の場合はバージョンアップした方がいいです。
最低限のPHP設定のチャック
http://sf-to.org/1.4/check.phpからプログラムチェッカーというphpファイルをダウンロードしてPHP環境をチェックします。
このチェッカーは、端末からコマンドで実行する(cli)のとWEBブラウザーから実行する(cgi)のと二つのアクセス方法で実行します。というのは、端末とWEBとの二つの違った設定をphp.iniで設定可能なのです。いわゆるコマンドとしてのPHPと普通皆様が使っているWEBサイドのPHPとがあるわけです。詳細はphp コマンドラインぐらいでGoogleすると出てきます。
check.phpは開発環境にしようとしているWEBサーバーのルートディレクトリ以下に設置してチェックしてください。
私のサーバー環境ですが、
[[WARNING]] XSL module is installed: FAILEDをなんとかしろということなので、それぞれ再設定してあげます。
*** Install and enable the XSL module (recommended for Propel) ***
[[WARNING]] A PHP accelerator is installed: FAILED
*** Install a PHP accelerator like APC (highly recommended) ***
[[WARNING]] php.ini has short_open_tag set to off: FAILED
*** Set it to off in php.ini ***
[[WARNING]] php.ini has magic_quotes_gpc set to off: FAILED
*** Set it to off in php.ini ***
php.iniの設定
/etc/php5/apache2/php.ini/etc/php5/cli/php.ini
の2ヶ所にあります。これらを両方のphp.iniの設定しないといけません。
変更箇所は以下の2ヶ所です。
short_open_tag = On
↓
short_open_tag = Off
magic_quotes_gpc = Onshort_open_tagとmagic_quotes_gpcというのは、short_open_tagをOffにすると<? ?>という省略形の記号でくくれなくなります。<?php ?>で必ず書かないとダメですよという命令です。magic_quotes_gpcは、POSTとかGETとかCOOKIEとかで'(シングルク オート)、"(ダブルク オート)、\(バックスラッシュ) 、NULLに対して、自動的に\(バックスラッシュ)でエスケープ処理をしてくれます。これをOffにしておくということです。
↓
magic_quotes_gpc = Off
モジュール関係のインストール
XSLというモジュールが足りないということで、インストールしてあげます。# apt-get install php5-xslでOK!xmlをいろいろと変換してかなり便利なデータに書き換えてくれるモジュールみたいです。
もう一つは、正式名がAPC a PHP acceleratorというものらしいです。PHPのメモリとかキャッシュの配分をうまいことやってくれるモジュールらしいです。
http://sabatino.name/install-apc-php-accelerator-ubuntu-server
に(英語ですが)詳しく書かれていたので、そのままの方法でやりました。
#apt-get -y install apache2-threaded-devなんかインストールされた。完了。
#apt-get -y install php5-devどんどん入れる。これも正常にインストール完了。
#pecl install apc途中なんかいろいろ聞かれるのだけど、とりあえず全部yesで。正常に完了。
ここで拡張モジュールの設定を手動でやってあげます。/etc/php5/conf.d(といっても、これ、Apache2の設定ファイルのシンボリックリンクなんですが)にapc.iniファイルを作成してあげます。
#cd /etc/php5/conf.dこのapc.iniには最低限のコマンドを一行書いておきます。vimでもgeditでもいいんですが、適当なテキストエディタで、
#touch apc.ini
extension=apc.soを一行書いて保存しておきます。ついでに
#pecl upgrade apcを実行して最新のものにしておきます。私の場合は最新のものだったので必要ありませんでした。
最後に
#apt-get install php-apcをインストールして終了です。面倒ですが、このやり方で面倒なくインストールできるはずです。
ついでにphpunitで必要なxdebugなるモジュールもインストールしておきます。(特に必要ないかも...。)
#pecl install xdebug
下準備はこれで終了。
チェッカーの結果が、
********************************という風になっていれば大丈夫です。これを下地にsymfonyのインストールに進んでいきます。
* *
* symfony requirements check *
* *
********************************
php.ini used by PHP: /etc/php5/apache2/php.ini
** Mandatory requirements **
OK PHP version is at least 5.2.4 (5.2.10-2ubuntu6.10)
** Optional checks **
OK PDO is installed
OK PDO has some drivers installed: mysql
OK PHP-XML module is installed
OK XSL module is installed
OK The token_get_all() function is available
OK The mb_strlen() function is available
OK The iconv() function is available
OK The utf8_decode() is available
OK The posix_isatty() is available
OK A PHP accelerator is installed
OK php.ini has short_open_tag set to off
OK php.ini has magic_quotes_gpc set to off
OK php.ini has register_globals set to off
OK php.ini has session.auto_start set to off
OK PHP version is not 5.2.9
symfonyのインストール
なんともあっけない感じで、# apt-get install php5-symfonyで終わりでした。私の環境では、自動的にsymfony version 1.0.20がインストールされました。
巷ではpearからインストールするといいとか、アーカイブからダウンロードしてtarだとかいろいろ書いていますが、UbuntuはこれだけでOK。
# type symfonyでもって、実行ファイルがどこにあるか確認。/usr/bin/symfonyにインストールしたものがあります。これで終わりです。
/usr/bin/symfony
2011年10月時点で最新のsymfoyは、最新版, 2.0(2011年7月28日)となっているので新しい方がいい人は2.0系にバージョンアップした方がいいかもです。私の環境ではapt-getで最新版がインストールできなかったので、
http://www.symfony-project.org/installation
へ行って1.4系を手動でダウンロードしてみました。GUIで操作している場合は、tarでもzipでもどっちでもいいです。適当な場所で解凍し、適当な場所に設置して./symfony/というようなディレクトリにまとめておきます。そこから手動でパスを通せば使えます。



