Zen Cartのなつかしい感じ

2011.03.22 3:22
 もしかしたらオープンソースの時代はすでに終わってしまったのかもしれないです。本日Zen Cartをはじめて触ってみましたが、これがなんとまあ古い。非常に古い。かなりカスタマイズしないと使えない感じで、全体の構成としてはまあまあ使えるんですが、何せHTMLがテーブルで組まれているという古さなのです。古(いにしえ)にあったWebデザインという感じです。オープンソースなので勿論すべてをカスタマイズすることができるんでしょうけど、ソースみた段階でもうお手上げといった感じです。
 オープンソースは、有志の方々が殆ど無償で開発したものが多く、LinuxやUbuntuなどかなり使えるOSなんかになってきますとある組織なり会社が介入したり、ライセンスをとったりして開発が続けられますし、その中でオープンソースはオープンソースで無償で提供され続けることができたり、できなかったりでかなり複雑なことになっていますが、Zen Cartは完全においてけぼりとなってしまったようです。これは英語版の開発は常に進んでいるのですが、日本語版の開発が全く追いついていないというのが現状のようです。PHP、MySQLなどがバージョンアップしてゆくこの速さと、その中で取捨選択されるその関数云々に完全についていかないといけないというオープンソースの宿命ともいえる「地獄の開発ロードマップ」が顕著な形で現れたのだと思います。
 これは直感的に言えることなのですが、ホームページのデザインが斬新で美しいという開発プロジェクトは少なからずその機能も信頼できるものであったりしますが、ホームページのデザインが古くて胡散臭いという封な場合にはそのソースそのものにかなりのバグがあったります。(あんまり人のことは言えませんが...。)そんなわけで、開発が追いつかないという、人員の問題、環境の問題、資金の問題、教育の問題が顕著になると、まるでシャッター商店街と化して瞬く間に時代遅れになってしまうようです。こういうのを間のあたりにすると恐怖さえ感じます。
 インターネットは常に新しいものがイノベーションされて、更新されて、美しい世界だと感じることも常々あるのですが、逆にいうとすでに2005年あたりから全く更新されていないサイトや、全くアクセス数のない独り言サイトみたいなものに出会うと、インターネットはそれはそれで我々の街並みと何1つ変わらず、寂れた地域には寂れた空気が同じようにタダよっているものらしいです。
 Zen Cartがバージョンアップして、HTMLタグによる適切なマークアップが実現されてるとかなり使いやすいものになると思います。英語版はすでにそれが実現されていて、タイトルにはh1、h2が使われているし、ブロック部分はdivでくくってありました。
 私自身が日本語Zen Cartプロジェクトに参加して少しでも開発をお手伝いすることが正しい道なのかもしれませんが、いかんせんそんな時間が全然ありません。陰ながら応援するしかないというのが現状です。
 日本語版Zen Cartは、まず、PHP5.xが使えません。いまどきPHPをダウングレードするというのはなかなか気持ちの悪いことでして、classのpublicとかprivateとか使えないし、おまけにCGIモードが使えないときてます。MySQLに至っても最新バージョンは利用できません。MySQL5.1で使用できないだかなんだかのWarningがでたのですが、強引にインストールをしてみたらなんかうまくいったみたいな感じで、これもどうにもこうにも意味がわかりませんでした。公式サイトにはそのことについて言及していないみたいです。ただインストール時に「エラーがでたらご報告ください。」ということになっていました。
 SSLの使用もなんだかんだで遅れている感じで、専用SSLじゃないと誤作動がおきる模様です。

 早くバージョンアップしてほしいのですが、バージョンアップしてシステムを入れ替える時にはこれまた面倒なことになるんじゃないかと心配は心配です。すでにショッピングカートの世界は何もZen Cartばかりではない時代になってきたので、これも弱肉強食...非常にシビヤな世界ではありますが、是非頑張ってほしいと思います。

 しかし導入は非常に楽チンでした。MTやWordPressと同様にサーバー情報とDB情報をきちんと整理しておけばインストールはかなり簡単です。管理画面も文字が小さい上に、項目が多岐に及ぶので骨が折れますが、多機能というだけあってかなり便利な感じです。これらを使いこなせたらとても楽しいことになると思います。XOOPS on Zencartみたいなこととか、なんかいろいろできるみたいなのでこれも今度やってみようかなと思いますが、XOOPSもどうなんでしょうか。情報が全然足らない感じで、MTのプラグイン開発でこと足りてしまうのではないと思うこともままあります。
 何せ情報が錯綜し複雑化し覚えなければないらないことが多数ありまして、関数で書かれた関数のお約束とか、中途半端なGUIとか、ある部分に関してはFTPでログインしてファイルをいじってみないとダメとか、もうてんやわんやです。オープンソースは開発の人間にとってはちょっと酷な時代に入ってきたかもしれないです。というのは、むしろGoogleの公開モジュールをばかばか使うだけで何でもできてしまうんじゃないかと思われるほどGoogleは強力でして、すでに限界効用を難なく超えているんじゃないかと思いました。Googleのシンプルなデザイン性もなかなかだし、詳しいチュートリアルも最近になってぞくぞく登場しています。全世界に向けて公開しているこれらのクラウドコンピューティング最先端のGoogleはさすがだなと思います。まだまだGoogle先生の時代が続くように思いました。むしろZencart日本語版はGoogleが買収してくれないかとも思います。

 Zen Cartのソースは何か、なつかしい感じすらするソースでした。
 







プロフィール



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