粉瘤

2010.12.26 1:14
 以前より首の後ろ側にほくろのようなにきびのようなでき物のようなものがあったのですが、長らく放っておいていました。しかし先日よりかなり痛み出し一週間の間にかなり大きくなってきたのでさすがに病院へ行きました。
 遺伝的なものなのかなんなのかわからないのですが、以前に姉がほくろから発展した良性腫瘍が皮膚にできていずれ癌になる可能性があるからと言って切除したことがあります。ちょうど手首の部分で、術後手首に包帯を巻いている姿は何やらを想像させて嫌な感じ...と嘆いていた姉を思いだします。そういうわけで、私の癌家系の遺伝子をくんでいる者として、首の後ろのほくろだかでき物だかを癌とよんでいたのですが、病院に行ったらタダの粉瘤でした。いわゆるおできです。
 しかしおできといいつつもかなりのものでした。最終的には、直径2~3cmといった大きさになり、仰向けに寝ると痛くてたまらんという状態になったぐらいなので、切除は局所麻酔をかけました。外科のお医者さんは慣れたもんで、口で症状を説明しただけで粉瘤でしょ、というかなり軽い感じでうつ伏せに寝かせられて消毒したと思ったら、いきなり麻酔を打たれました。打たれること4~5ヶ所。チクチク痛いのなんの。「深い部分には麻酔がまだ行ってませんから、痛かったら言ってくださいね。」といいつつ、「メス入れますよ。」といきなり切られました。
先生:「xxxxxxxとって。」
新前看護師:「え!すみません。わかりません。」
先生:「さじだよ。さじ。」
新前看護師:「ええ!どれですかぁ?」
先生「だから、スプーンだよ。」
という会話で何をされるのか想像できました。粉瘤、つまり中に溜まった膿みたいなものをスプーンで掻き出すというわけです。案の定、その金属のスプーンとやらでグリグリと皮膚の中身をほじられました。麻酔をしたことのある方ならわかると思いますが、痛み以外の感覚は全部残っているので、ゴリゴリと押し付けられる感覚とかなり肉の深い部分をほじくっている感覚がかわるのです。途中激痛、その度に麻酔の増し打ち、また激痛、増し打ち。最後に冷たい水でじゃばじゃば洗って、膿を出した穴にガーゼを詰められてでっかい絆創膏貼られて終わり。およそ15分ぐらいで終了。術後の銀色のトレイに残されたものはスプラッタものの何かじゃないかと思わせるほどの血のついた脱脂綿とガーゼの山。狂ったように泣く下の息子と、シールをもらってご機嫌の長男。
「麻酔切れたら痛そうですねぇ。」と先生に言ったら、「痛み止めと化膿止め出しておきますよ。」と一言。
しかし痛みはやってこなくて、ロキソニンは飲まずに終わりました。抗生剤なんていちいち飲むのは健康に悪いという持論が私にはあります。

 次の日事後検診ということで病院へ行きました。術後の様子を見るそうです。
しかし、先生:「ちょっと痛いけど我慢してくださいね!」といいつつ、絆創膏をはがし、なんと、私の背中に入り込む陥没した穴に埋められた血で固まったガーゼをピンセットでバリバリと取りやがったのです。


痛い


かなり痛い!正直言ってこれが一番痛い。
 そんなわけで施術は成功したようでいい感じとのことでした。来週また通院です。
 
 しかし気になった点が一つ。粉瘤の症状の中に「知覚障害」というところにマルがしてあるのです。これなんでしょうね。

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