Internet Blowser

 僕の両親がインターネットをいう言葉を発するとたいていちょっと違った意味になっています。方言による訛りもあってか、「インターネット」という時のその雰囲気、顔つきというものが何か変です。実際にPCのことをコンピューターという父は、カレーライスのことは未だにライスカレーと言うし、我が家では冷たいコップに入った水にスプーンを入れています。
 インターネットと反芻しながら量販店へ赴き、「何もわからないのでインターネットのできるコンピューターをください。」というとたいていの場合はWindowsOSの入ったMebiusとかLAVIEあたりを10万円前後で買わされます。フレッツ光などで抱き合わせで購入するともっと安いかもしれません。そんなわけでインターネットをするのですが、彼らの中では、インターネット=コンピューター=Windows=Internet Exploreであり彼らはブラウザーを開く際には「インターネットを開く」という言い方をします。特に僕は複数のブラウザーを使うのでそういう言い方に非常に違和感があるわけですが、ブラウザーは何もIEだけではないわけですよ。
firefox_icon.jpg これから先使うブラザーとしてはやはりFirefoxをお勧めします。というものいずれIEは消えます。80年代のBetaビデオ、90年代のMOディバイスのように確実に消えます。一時期WindowsはOSにIEを無理矢理組み込んで抱き合わせで高く売ろうなどという魂胆で裁判沙汰になり、MSサイドでは「IEはOSを切っても切れない関係にあり、システム的にお互いに依存しあっている。」と主張するもののハッカーが裁判所に現れてIEとWindows XPを15分で切り離したという事件がありました。つまり、ブラウザーは選ぶものです。下着は安物でもアウターは高め...という人だって世の中にはいる筈です。下着と服とアウターを抱き合わせで売るのはちょっと何じゃないですか。勿論そういう方がファション的にも機能的にも優れてはいるんでしょうけど。
 そういうわけでブラウザーはFirefoxにした方がいいです。各OSで無料でダウンロードできるし、何がいいのかって、あのアドオンの数です。拡張機能が満載で誰が使っても使いやすいです。それぞれのブラウザーには一長一短ありますが、それでもFirefoxがいいです。勿論人気もあります。ここ、FIrefoxの灯火でダウンロードされている場所がリアルタイムでわかります。
 アドオン(拡張機能)の数は、 6000以上といわれています。ブラウザー自体がどうこうという問題もさることながら、この拡張機能がFIrefoxそのものといっても過言ではありません。実に僕の場合、
  • FTPクライアントとして、FireFTP
  • ブックマークの同期と保存に、Xmark
  • Webデザインと開発に、Firebug
  • PHPの開発に、phplangeditor
  • 画像の閲覧に、Cooliris (これすごいです。)
...と結構入っています。むかしはFFFTPなんか使っていたりしましたが、最近はこれで充分です。それに開発者向けのデバッカーがもの凄い沢山ある。Xmarkというブックマークの同期をしてくれるアドオンに関しては、そのブックマーク保存用のサーバーまで無料で用意されていてBookmarkのバックアップをとっていなくても失われることはありませんし、複数のPCを使用している場合には、そのPCすべてでブックマークの同期が簡単にできるので非常に便利です。Coolirisは、もう凄いですよ。画像の拡大、スライド、選択がマウスの動きのみで出来てしまって引いたり近づいたりと3D的に(立体的に)できてしまいます。なんじゃこの機能はと思われるほどすばらしい。
 しかしすごいのは、ブラウザーは最近では殆どテキストエディター化しているってことです。何かと「書き込む」という行為が多いインターネット社会ですが、この書き込みに関してのスペルチェックとかいったい何カ国語の辞書があるんだってぐらい数があります。おそらく、「こんな機能があったらいいのにな...」と思うすべてがすでに出そろっているぐらいの勢いです。
 もう一つはW3Cの基準に従っていることです。ブラウザーは特に昔はIEとNNしかなかったので、IEでは○○、NNではXXといった区別で済んでしまったのですが、ここ最近ではブラウザーによってはデザインが崩れてしまったり、最悪の場合には表示されなくなったりとおかいしなことになってしまいました。そこでW3Cが統一の規格を出しました。これに準ずるブラウザーはFirefox、Opera、Safariです。(巷ではモダンブラウザーというらしいです。)このW3Cの勧告が出されて以来かなりの議論がありましたが、僕は妙な拡張機能排除の方側の人間です。画像の背景透過の独自タグなんていうものが必要かといわれるとそんなもん全然要らないですよ。普通に読めて便利に使えて、そういうおかしな画像の処理はFlashとか動画とかAjaxとかいろんな手法があるんだから、そういう拡張機能に任せればいいわけで、何もHTMLタグの中に組み込む必要なんて全くないと思います。基準がないとバラバラになってしまうではないですか。
 しかし欠点は、遅い。バージョンアップするごとに速くなっていることをアピールしているのですが、Google Chromeなんかに比べると格段に遅い。いろんな開発に関わる人間としていうのならば、やっはり統一されたシステム(何といいますか...、あれこれ後から付け足したものではない切り離せない1つのシステム)というのは速いです。でも1つ壊れると全体が壊れてしまうので、時代的な考え方ではあまりお勧めできるものではありません。各機能が分かれていた方がそれはそれでメンテナンスしやすいし、わかりやすいってことがあるからです。遅い...という欠点を除けば、それはそれはハッピーなブラウザーですよ。
 






プロフィール



  • Name :: 山上オサム ♂(37)
  • Hobby :: 武術
  • Work :: Web Designer