カミさんと子供が放射能から逃れるために北海道に疎開して以来ゆっくりと映画を見ることができる時間があるにはあるけれど、どういうわけか貧乏性で映画を見ながら作業をするという忙しい都会人みたいなことをやっているのですが、映画をテレビみたいに流してみるのはむかしは結構もったいない感じがしたのですが、最近は大人になったせいか全然平気になりました。
「人のセックスを笑うな」という映画を観ているのですが、これがまたしょぼくてどうしようもない映画なのです。邦画としては最低だし、原作の小説でもかなりのブサイクな歳増し女性が男子学生とセックスするという最低なストーリーな上に、私自身が美術大学出身なので、これまた最低な感じで、リアリティーもくそもなく、全く興奮もしなく、流し鑑賞で充分な映画なのですが、それにしても、
というだけでTSUTAYAから借りてきた次第なのです。
その映画がどんなに最低だとしても映画とテレビが決定的に違う点は、かなりのところでその思想なり哲学なり偏った偏見なりが映像から滲み出てくるところだと思います。テレビはそういう意味ではある一定方向の思想形体しか表現できないのかしないのかわかりませんが、人間をかなりの部分で馬鹿にしますが、映画は本当にその理解力に乏しい場合でも怒ったり、興奮したり、笑ったり、泣いたり、今回の私のように最低な映画であると評価したりいろんなことができるのだな...とつくづく思ったわけです。テレビではこれができない。テレビはもうある種の退廃的な感じがしてもうダメです。
しかしながらこの私の大好きな女優が二人も出演しているのにこの最低なストーリーというのは私にとっては最高でして、この最低な映画の中での彼女らの演技力は他のなにものの映画よりも輝いていたように思うわけです。
また温水 洋一の美術の先生役もかなり最低な感じがして、もうどうしようもない映画になっているわけです。映画館に行かなくてよかったとつくづく思うのですが、それでもやはりこの二人の女優がスクリーンに映っていると思えば、これまたかなりのダブルバインド的な悶絶を体験することができるというものなのです。ダブルバインドは危険ですが、そういう意味では奇妙な快感を得られるという実に神秘的な感じがしないでもないわけです。
永作博美氏はかなりの酒飲みであると有名ですが、タバコもまたかなりヘビーなのではないかと予想したのは、手にもっているセブンスターです。私もかなりタバコが好きな人間ですが、今、この禁煙国家日本にしてまともにタバコの味がするのは、ピース、ハイライト、セブンスターの3つのみであり、ここでセブンスターが出てきたことにかなりの感動を覚えました。コーヒー&シガレットじゃないけど、この映画でもタバコを吸うシーンがよく出てきて、かなりタバコがうまそうなのです。こういう気分的なものを映像から醸し出せるだけでも映画って時々見ないと頭がおかしくなるんじゃないかと思いました。


ちなみに前回みた映画は、「仮面ライダーW フォーエバー」でした。それに比べると(比べるものではないのは充分承知しておりますが)人のセックスを笑うなは、かなり人のこころの隙間にいろいろと入ってくる映画です。
結婚していることが発覚するシーンでは、どうしてだか「わらび餅」食べてます。わらび餅は私の大好物でもあるので、これもなかなかディティールのもっていきかたが気が効いていて好きです。
しかしながら最後まで期待したにもかかわらず、映画としてはかなり最低な部類であることはかわりがなかったように思います。暇な方は是非見て見てください。
「人のセックスを笑うな」という映画を観ているのですが、これがまたしょぼくてどうしようもない映画なのです。邦画としては最低だし、原作の小説でもかなりのブサイクな歳増し女性が男子学生とセックスするという最低なストーリーな上に、私自身が美術大学出身なので、これまた最低な感じで、リアリティーもくそもなく、全く興奮もしなく、流し鑑賞で充分な映画なのですが、それにしても、
永作博美と蒼井優が出演している
というだけでTSUTAYAから借りてきた次第なのです。
その映画がどんなに最低だとしても映画とテレビが決定的に違う点は、かなりのところでその思想なり哲学なり偏った偏見なりが映像から滲み出てくるところだと思います。テレビはそういう意味ではある一定方向の思想形体しか表現できないのかしないのかわかりませんが、人間をかなりの部分で馬鹿にしますが、映画は本当にその理解力に乏しい場合でも怒ったり、興奮したり、笑ったり、泣いたり、今回の私のように最低な映画であると評価したりいろんなことができるのだな...とつくづく思ったわけです。テレビではこれができない。テレビはもうある種の退廃的な感じがしてもうダメです。
しかしながらこの私の大好きな女優が二人も出演しているのにこの最低なストーリーというのは私にとっては最高でして、この最低な映画の中での彼女らの演技力は他のなにものの映画よりも輝いていたように思うわけです。
また温水 洋一の美術の先生役もかなり最低な感じがして、もうどうしようもない映画になっているわけです。映画館に行かなくてよかったとつくづく思うのですが、それでもやはりこの二人の女優がスクリーンに映っていると思えば、これまたかなりのダブルバインド的な悶絶を体験することができるというものなのです。ダブルバインドは危険ですが、そういう意味では奇妙な快感を得られるという実に神秘的な感じがしないでもないわけです。
永作博美氏はかなりの酒飲みであると有名ですが、タバコもまたかなりヘビーなのではないかと予想したのは、手にもっているセブンスターです。私もかなりタバコが好きな人間ですが、今、この禁煙国家日本にしてまともにタバコの味がするのは、ピース、ハイライト、セブンスターの3つのみであり、ここでセブンスターが出てきたことにかなりの感動を覚えました。コーヒー&シガレットじゃないけど、この映画でもタバコを吸うシーンがよく出てきて、かなりタバコがうまそうなのです。こういう気分的なものを映像から醸し出せるだけでも映画って時々見ないと頭がおかしくなるんじゃないかと思いました。
ちなみに前回みた映画は、「仮面ライダーW フォーエバー」でした。それに比べると(比べるものではないのは充分承知しておりますが)人のセックスを笑うなは、かなり人のこころの隙間にいろいろと入ってくる映画です。
結婚していることが発覚するシーンでは、どうしてだか「わらび餅」食べてます。わらび餅は私の大好物でもあるので、これもなかなかディティールのもっていきかたが気が効いていて好きです。
しかしながら最後まで期待したにもかかわらず、映画としてはかなり最低な部類であることはかわりがなかったように思います。暇な方は是非見て見てください。



